他人の時間を奪う人
いますよね。職場や友人でも。
今それって必要な話なの?ということ。
この記事では
他人の時間を奪うような勝手な人から自分を守る方法を教えます。
他人の時間を奪うことの恐ろしさ
他人の時間を奪う人とは
・相手がやりたい事があるにもかかわらず、無駄話を続けて行動を制限する
・会話の本筋とは外れた内容や自分本位の話を続け、時間を無駄に奪う
・把握している情報を共有や伝達せず、結果相手に取って意味のない行動をさせてしまう
つまりは自分の一方的な気持ちや行動で、相手の時間や行動を制限することです。
時間を奪う人の特徴としては
暇な人
承認欲求が強い人
精神的優位に立ちたがる人
相手の立場を考えない人
自分一人で行動できない人
こんな特徴があると思います。
迷惑ですよね、こんな人たち。
ちょっとあなたの周りの時間を奪う人を想像してください。
こんな顔してますよ。あなた。
話は上の空で、早く終わらないかなーって思ってますよね。
時間には限りがある
当たり前の事ですが時間には限りがあります。
時間を自ら生み出す事はできません。
お金であれば、価値を提供したり労働をすれば手に入れる事ができます。
しかし時間は誰しもが平等に持ち、誰しもが平等に失っていきます。
多く持つ人も少ない人もおらず、1日は24時間と決められています。
その時間の中で自分を高め、他者に貢献し価値を与える様な毎日を送りたいと誰もが思っています。
終わりがあるからこそ貴重である。誰もが欲しがり、失う事が儚いのです。
そんな時間を奪う。これはものすごく罪な事です。
返せないですからね、時間は。
相手は自分の欲望の為に時間は使うのに、相手の事は考えられないんです。
それが5分だろうが1時間だろうが関係ありません。これがどういう事かわかっていません。
こんな自分勝手な人たちに自分の貴重な時間を搾取されていると思ったら、腹立たしいですよね。
時間泥棒は立派な罪です。
他人の時間を奪う人からどう自分を守る?
では時間を奪う人から自分を守る方法はあるのでしょうか?
それは
はっきりと意思を伝え断る事
え?当たり前の事だって?
けれど難しい筈なんです。真正面から相手の意思を断る事って。
何か面と向かって断るのは勇気がいるな…
断って面倒になるなら我慢するか…
相手を傷つけたらどうしよう
決断をできなかったり優しさのあまり相手の行為を許してしまい…
結局また相手の時間の中に取り込まれていきます。
それでも傷つくのは自分なんです。自分を守りましょう。
相手の無駄な行動によって、自分の貴重な時間が奪われているんです。
限りある人生の時間を守りましょう。
だからしっかりと自分の意思を見せて断る。
相手から自分の時間を奪われない為に
自分の情報や状態を開示する
相手に話しかけられる回数を少なくしましょう。
仕事で自分しか情報を握っていないと
「この件の進捗はどうなっていますか?」
「わからないので聞いていいですか?」
「今、少しお時間よろしいですか?」
といった具合に質問攻めにあいます。
これは相手に問題がありますが、自分が開示しておく事で避けられる事も多いです
ログを残す、予定表やトピックをシェアする、何かの会話の際にさりげなく伝えておく。
これだけでぐっと自分の情報開示性は上がります。
加えて自分の情報や状況を開示しておくことで、双方の無駄な作業を減らす事ができます。
互いに情報をシェアできていなくて、自分も相手も同じことを考えたりつまずいていた。
既に自分が取り組んでいる内容を知らず、相手が同様の作業を行っていた。そして内容についてヒアリングしてくる。
そんな時間、無駄ですよね。
相手の時間を奪う人は『こまめにヒアリングしにくる』というもう一つの特徴を持っています。
思い付いたタイミングのままに自分の聞きたい事を聞いてくる。そんな事されたら面倒だし、こちらの予定も思う様に進まないですよね。
時間を貴重に考えている人なら、予めヒアリング事項をまとめて話の着地点を想定して話しかけます。自分の工夫で、相手との不要な摩擦は減らしましょう。
相手のペースから外れる
相手の時間を奪う人の特徴として
話をしている最中に勝手にどんどん気持ちよくなっていくというなんともくだらない欲求があります。
相手は自分の話したい事がもう脳内でわかっています。仕事で質問したい内容であったり、面白い(と勘違いしている)話ネタのゴール。
着地点がわかっているので、そこに上り詰めるまでが気持ちよくてたまらないのです。
ネタに関しては「ほら、こっから面白くなってくるよ…ほら…ほら…」と言わんばかりの顔で話し続けます。聞いているこっちはたまったもんじゃありません。
自分の欲する情報であれば、辿り着くまで質問攻めです。
このペースに乗ってはいけません。
良いコミュニケーションの秘訣として『相手の話を聞く』という事はもちろん大切です。
しかしこのタイプに対しては、乗ってはダメです。
「時間が無いのでできれば手短にお願いします」と一言伝えれば、よっぽど大事な話でない限りは切り上げるか、結論を急ぎます。
相手の要望(聞いてほしい教えてほしい)に対してはこちらも同じ時間を使っています。
対等な環境のもと、二人が良い結論を出せる様に促しましょう。
距離を置く
そして最も効果的なのはこれ。距離を置くことです。
なるべく対面しない、物理的に距離を置く。こちらから接点は可能な限り持ちません。
この状況では、まず相手のペースで話してくる事はありません。
仕事であれば、メールやシェアに伝達手段は変わります。
もし同じ場所で仕事や行動を共にしているのであれば、話をしないサインを送りましょう。
心理的なアピールです。顔を背けたり、別の事に集中する。
これは別に失礼な態度にはあたらないです。
「人の話もロクに聞かないなんて!」なんて憤慨しているのであれば、それは間違っています。
話を聞かないのは、その話と時間に価値が無いからです。
納得した相互価値をもたらしてこそ、会話は意味のある物になります。
相手のサインに気付けない本人がよっぽど鈍感で、相手の立場に立って行動をできない人間というだけです。
相手が勘付きはじめ「今忙しいですか?」と言ってきたら、まっすぐに 「はい、また別の機会にしてもらってよいですか?」等の言葉で応えます。
自分から「今忙しいので」と伝えるより、相手に聞かれて応える方がハードルが下がります。
そこでしっかりと断ること。
物理的にも心理的にも距離を取り、相手にアピールしましょう。
自分の時間を守る
自分の時間を守る事は、とても大切な事です。
それを気にしない相手には毅然と対峙し、主張をしましょう。
誰もが自分の人生を大切に過ごしたいですよね。
だからこそ、相手の時間も奪ってはいけません。
お互いが心地よい時間を過ごせる様に、時間を意識して日々を過ごしましょう。
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