日々時間を過ごすことが多いリビング。
皆さんはリビング収納について、困っている事はないだろうか。
風景が雑多になる
収納用品が上手く馴染まない
リビングに圧迫感が出る
そんな悩みに答えてくれる無印良品の「スタッキングシェルフ」を組み立てた様子を、今日は紹介しよう。
この記事を書いている人
この間ひょんな思い付きから家にある無印良品の物を数えてみたら、合計300種類という驚きの結果になった筆者です。
10年間続けて使っていたらこんな感じです。
我が家の収納の問題点
こちらが我が家のリビング。作りとしては畳になっている。
(2021.1.19 ここから2度引っ越を実施。各住まいでのその後の使用例は記事下に有り)
(ここでは映えないステンレスユニットシェルフの有効な使い方は、こちらの記事で紹介)
ただどこか雑多な印象で、お世辞にもよい景色とは言えない。
AV機器のコードも丸見えで、隣のテレビボードとの高さも揃っていない。
これでは統一感が無く、感じ良いリビングとは言えない。
AVラックのオープン箇所が窓際に面しているので、日々太陽の光に当たっている状態。
自身の好きなモノが色褪せていく様子は、気持ちの良い物ではない。
これらの理由から、リビングの収納を全面的に替えてみる事に。
無印良品の定番収納「スタッキングシェルフ」とは?
そこで今回僕がリビング収納を一新しようと選んだアイテムは、こちらの無印良品定番収納である「スタッキングシェルフ」
無印良品ネットストア スタッキングシェルフページより出典
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549337263628?searchno=3§ionCode=S2000306
スタッキングシェルフは『幅37.5x奥行28.5x高さ37.5cm』で囲まれた正方形の収納シリーズ。
無印良品ネットストア スタッキングシェルフページより出典
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549337263628?searchno=3§ionCode=S2000306
基本セットを購入すれば、後々増やすこともできる。
「増やせる、減らせる」という考え方は、生活が進んでいく上で変わっていく生活環境の変化にも対応できるという利点がある。
子どもができた、住まいを替えた、別の使用方法で活用したくなった
そんな生活の変化に柔軟に馴染んでくれる良さを感じ、今回この「スタッキングシェルフ」を選んだ。
そしてこのシリーズの特徴は、縦でも横でも使える部分。
今回は横長で置く事にしたが、縦に配置する事だってできる。
上記の写真は引っ越し後のアレンジ例を、僕のYouTubeチャンネルで発信した様子。
こちらからぜひチェックしてみてほしい。
そして僕が今回スタッキングシェルフを選んだ、3つの理由を紹介しよう。
無印良品「スタッキングシェルフ」が優秀な3つの理由
バリエーションや収納用品が豊富
スタッキングシェルフは無印良品の人気定番収納家具だ。
このシリーズは長年販売されており、基本セットからアレンジの追加セットまで幅広いラインナップが展開されている。
モジュールの合う収納用品パーツも多く販売されているのも特徴。
その種類は天然素材からプラスチック、綿素材の物まで。
用途や生活、部屋の感じに合わせて色々考えられるのが、とても便利だ。
【収納例】
部屋の感じを木の風合いで統一したい
→丈夫で同素材の木の引き出し
子どものオモチャを収納したい
→軽くて扱いやすい綿素材のボックス
敢えて全て見せる収納にしたい
→網目状のワイヤーバスケットなど
この様な具合に、生活スタイルや好みの希望に合わせやすい収納となっているのが特徴。
以前紹介した無印良品のステンレスワイヤーバスケットも、このスタッキングシェルフに収まる。
デザインがフラットで、部屋や家具に合わせやすい
スタッキングシェルフは凹凸部分などが無く、フラットな正方形タイプの形が基本となっている。
その為、他の家具と上手く調和してくれ、部屋の中でも圧迫感や生活導線の邪魔をしにくい部分が使いやすい。
部屋を広く見せたいなら横向きに低く、収納内の物を手に取りやすくしたいなら縦向きに高く配置するといった具合に、見せ方を替える事も可能だ。
この汎用性の高さが無印良品らしさでもあり、長く使い続けられる一つのポイントではないだろうか。
形によって置き方も制限があるので、詳しくは無印良品のスタッフの方に確認してほしい。
「隠す」「見せる」で空間が心地よい
収納と言えばしまい込むイメージがあるが、スタッキングシェルフはシンプルなマス目収納。
そのままモノを配置すれば見せる収納として使え
収納用品使えば、隠す収納にする事もできる。
お気に入りの物は敢えて見せる。隠したい物はしまう。という便利な使い分けが可能だ。
また基本的に収納スペースの向こう側が見えるので、圧迫感が少ない。
空きスペースが見える事で、視覚的にも余裕を感じる事ができる。
そんな3つの便利さが詰まったスタッキングシェルフを、早速組み立てていく。
無印良品「スタッキングシェルフ」の組み立て方法
かなり大きめの段ボールが届いた。そして男性でも重い。
組立サービスが有料でついているが、今回は自身で組み立ててみる事に。
今回は専用の収納ボックスも合わせて購入したので、楽しみだ。
僕はゴチャついた中で作業をするのが嫌なので、一旦この包材を全て片付けてしまう。
包材だけでも、結構な量になりそうだ。因みに組立サービスを依頼すると、この包材も持ち帰りしてもらえる。
この包材を片付ける一連の作業で、30分かかってしまった。
店員さんによると、組み立てには40分程度かかるそう。
因みに無印良品のカタログやネットストアページに記載されている『組立所要時間』に、この開梱作業は含まれていないようだ。
大きな家具を組み立てる時は、時間に余裕のある休日がおすすめだ。
では組立開始。まず側板に空いている等間隔の穴に、スチールパイプを差していく。
ネジ穴に回しながら入れる要領だ。
こんな感じ。この部分が棚の支柱になってるという事か。
全て差し終わったら、続いてパイプ穴に短い木板を入れ込んでいく。スコン!という感じで入っていく。
若干の現場風味。作業の場所をしっかり確保しておこう。
ここに貫通穴が均等に空いた長い板を乗せ、パイプと穴を差し込んでいく。
パイプが微妙位置が微妙にズレていると一発では乗らないので、微調整が必要だ。
設置できたら、また同様の作業を繰り返す。
2段目になる箇所にパイプを差し、短い木の板を差し…再び長い木板で蓋をする。
どんなに列数が多いセットでも、この組立方法は変わらない。
一度覚えてしまえば、かなり単純な作りなので楽かもしれない。
ボルト部分には木目デザインのシールも付属しているので、木の感じの見た目を損なわない。
完成した。シンプルで良い。これぞ求めていた感じかもしれない。
無印良品の家具は、他の家具とも喧嘩しない感じが好きだ。
では続いて、実際に配置して収納用品を考えていこう。
「スタッキングシェルフ」に収納用品を入れる
ソファを端に置いて、目線の先AVラックとテレビがあるレイアウト。
その横にはシェルフがあり、AV機器等を置いていた。
しかしこの状態では家具の形が異なっており、「見せている」というより「見えている」感じだ。
ここで考えたのがテレビの存在。
最近はほとんどテレビを見ない。なんとなくつけているだけ。無くても困らないのでは、と思い始めた。
そしてテレビがある事で『テレビを中心にした家具配置』が自然と一番の条件になってしまうデメリット。
情報は大抵ネットで知る事ができ、無駄な時間を過ごしたくはない。
そこで決断。
リビングから、テレビを無くしてみる。
テレビを無くしてスッキリした部屋の模様は、後ほど完成と共に紹介しよう。
(2021.1.19追記 テレビはこの時に別部屋へ移動され、その後家から無くしました)
DVDのケースを入れても、やや余裕がある様な内寸だった。
整然と収まっていき、様々なタイトルやデザインが並ぶパッケージもこれで統一される印象だ。
その後家具と収納用品を設置し、生活雑貨を置いてみた。
最終的にこんな感じに。感じ良くなった印象だ。
AVラック、テレビ、小さなシェルフを撤去。
AV機器やプロジェクターをそれぞれシェルフ内に入れ、音楽雑誌も連れてきた。
これでシェルフの中は、映画と音楽の趣味用品で統一された(リビングが完全に僕の趣味で埋まる)
DVDやCDは全て引き出しに収納し、すっきりとした。
これは偶然だが、隣のチェストとも高さが合い、尚且つ背が低い為に部屋が広く見える。
『目線の向こうを背の低い家具』
『目線の手前に背の高い家具』
で配置するのが、部屋を広く見せるポイントだ。
シェルフの後ろは、隣のチェストと前の面を合わせる為に敢えて空間を空けてみた。
大幅に空ける事で日常の掃除のしやすさもグッと上がる。
そんな事したら物が落ちてしまうと思うだろう。
しかし個人的には逆の考えだ。
この条件を作る事で、無闇に棚上に細かい物を置かなくなる。
結果的に片付けられた状態を維持でき、部屋が整然と見える。
家具のラインが揃い、心地よいリビングが完成。
趣味に囲まれながら、長い時間を過ごしたくなる部屋になったと思う。
欲を言えばシェルフ内に1マス空間を空けたかったが、生活の変化や日々成長させる楽しみを持ちながら、自分好みに育てていく。
そんな余白を用いた考えと快適性を運んできてくれるのが、このスタッキングシェルフではないだろうか。
この収納はこれからどんな風に替わっていくのか、とても楽しみだ。
2021.1.19追記 その後2度引っ越した先での使用例を紹介してみる
1度目の引っ越し先
1LDKのフローリングに配置してみた。
近くに買い替えたunicoのアルベロソファとオットマンを置き、テレビは部屋に無い状態。
視線の先が窓だったので、とても気持ちよい空間だった。
夜はこんな感じで同じく無印良品の「アームライト正方形」を間接照明として点け、くつろげる環境にしてみた。
こちらのライトも、感じよくおすすめだ。
休日はシェルフ内に置いた無印良品の「アロマディフューザー」を焚いて、リラックスしながら映画鑑賞をするのが幸せな時間だった。
この様な感じで背が低いので、リビングに圧迫感が出ずとても気持ちよい。
2度目の引っ越し先
こちらが2度目の引っ越し先だ。同じく壁側に設置しているが、部屋の中程に設置して間仕切りの様な使い方もできるだろう。
猫を飼い始めたので、棚上に物を置かなくなった。
以前より更にすっきりとした具合になった。
あれから趣味の物は更に増え続け、映画や音楽の出版物は棚を4つ埋める程になった。
しかし整然と配されたスペース内に収まっている為、雑然とした印象は少ない。
棚上にモノが無いと掃除もしやすく、快適だ。
猫を飼育すると、家から段々とモノが減っていく。
雑然となりがちなコード等は、無印良品の「ブリ材収納」の中に隠している。
見せる収納と、見せない収納の使い分けだ。
こんな感じでスタッキングシェルフを購入してから2年程経つが、度重なる生活環境の変化にも柔軟に対応してくれ、いつでも整然とした空間づくりをしてくれる。
猫が家族として増えたので、今後はこんな感じで階段状にして猫の回遊が促せる様な作りにもしたい。
因みにこの写真のように無印良品のHP上にあるシミュレーターで、自分が組み上げたいシェルフのイメージを起こすことができる。
まずは購入する前に自宅でイメージを膨らせ、ベストな収納環境を構築してみてはどうだろうか。
無印良品「スタッキングシェルフ」で快適収納
スタッキングシェルフの便利な3つのポイントとしては
・構造がわかりやすく、シリーズのバリエーションや収納用品が豊富。
・フラットな形の家具なので、部屋や他の家具に合わせやすい。
・しまいこむではなく、見せる収納を作れる。空間が心地よい。
この3つが、大きな利点ではないかと思っている。
無印良品の定番人気シリーズなので直ぐに廃番になる可能性も低く、今後の生活に合わせて追加できる部分も嬉しい。
ぜひ皆さんも、スタッキングシェルフで快適な部屋作りをしてみてはいかがだろうか。
コメント