僕は昨年の夏に、unicoのALBEROソファに買い替えた。
今回はこのALBEROを実際半年間使用してみた良し悪しや、暮らしがどう変わったかを中心に紹介したいと思う。
「unico」ALBEROソファの特徴は?
unicoがいくつか販売しているシリーズから、今回はこのALBEROを選んだ。ベーシックな形なので、長く使用していけると思ったからだ。
正面から見るとこの様な感じ。
座面の固さはしっかりとした座り心地で、奥行きもある。どちらかというと、ゆったりと座れるタイプだ。
ひじ掛けが無いアームレスタイプなので、部屋が広く見えるというメリットがある。
1シーターから3シーターまで展開されており、カバーリングも20種の中から選べ交換可能なので、部屋に合わせて選ぶのが楽しくなる様なソファだ。
今回購入したのは76,780円の2シーターと、26,400円のオットマン。購入費用としては合わせて103,180円だった。(送料別)
「unico」ALBEROソファを購入した経緯
このソファを購入した経緯としては、これまで使用してきたunicoのEVAソファが8年使用しヘタってきた。一人暮らしからずっと使用してきた為、今回新たなソファを探していた。
実は購入前はALBEROにする予定だった訳ではなく、無印良品のグループメーカーであるIDEEの名作AO(アーオ)ソファが気になっていた、というか購入したかった。しかし価格が15万程度で予算オーバーだったので、同じく気になっていたunicoのALBEROにすることに。
ようやく届いて気持ちよく使っていたが…届いた2、3か月後に小さな事件が。
IDEEの家具が大幅価格見直しをしており、14万8,500円のAOが6万9,000円になっていた。セールや在庫処分等ではなく、家で過ごす時間が増えた現代の生活ニーズに合わせた、価格刷新だそうだ。半額以下。これは正直ショックだった…
しかし、このALBEROもすごく気に入っている。寧ろ結果的に、我が家にはアルベロで良かったなと感じている。そんなALBEROを実際暮らしに取り入れ、感じた良かった点などを紹介していこう。
「unico」ALBEROソファを購入して良かった点
デザインが感じ良い
やはり家具において、デザインは大切だ。
一目惚れやデザインが気に入って手に取る事は、個人的にはモノを長く愛せる一要素だと思っている。
ALBEROはシンプルながらアクセントとなる丸脚が可愛かったり、どこか北欧ヴィンテージの雰囲気が感じられるデザインに惹かれた。
これから5年10年と毎日目にするソファなので、ALBEROにして良かったなと思っている。
以前のEVAは無難にグレーのカラーを選んだので、今回は思い切って受注カラーのイエローにしてみた。正直店頭で可愛いと思ったのだが、以前住んでいた家に届いたときは、床の色と合っていないのでは…と感じた事もあった。
その後引っ越しをし、現在の家は床にクッションフロアDIYをしている。濃いめのチークカラーにしたので、このALBEROのイエローと、チークの相性がとても良い。今はこのALBEROがあるリビングに、すごく満足している。
丁度良い固さの座り心地
肝心の座り心地だ。ALBEROは柔らかいか固いかでいうと、固めに分類される方だ。しっかりと座れるという感じと喩えるのが良いだろうか。
以前のソファがかなりへたっていて、沈みこむほど柔らかくなっていた。結局マットレスもソファも、柔らかすぎるのは不自然な体勢にさせ、体に良くない。
このアルベロの座面は固めだが、奥行きがあるのでゆったりと座ることができる。
背もたれを取れば結構なスペースがあるので自分で色々アレンジもでき、この固めの座り心地が僕には良かった。
我が家にはテレビが無く、長時間リビングでだらけるという生活も個人的にしていない。しかし映画が好きな僕は、気持ちよく座りながら映画の時間を楽しむソファが欲しかった。ALBEROは柔らかすぎず受け止めてくれるので、結果的に長時間体を預ける事ができる。
深く気持ちよいソファでダラダラしてしまうより、楽しむ時間やしっかり体を支えてくれる様な座り心地が心地よい。
部屋が広く見えるアームレス仕様
このALBEROはアームレス仕様でひじ掛けが無い。つまり自然に部屋が広く見える効果が期待できる。現在の住まいはが広い家ではないので、アームレスにして結果的に良かったなと感じている。
以前のEVAであった、アームと座面の間にホコリがつまるなど手入れの心配も無く、ALBEROは座面を外せば手軽に掃除できる部分が嬉しい。尚且つ背もたれも低めに出来ているので、より部屋を広く見せてくれると思う。ここもデザイン的に良かった点だった。
丈夫で買い替え可能なカバー
ソファを買うと気になる点の一つに、カバーの汚れがある。
このALBEROは替えのカバーを注文できるので、汚れが気になったり色を替えたくなったりしても、生活環境に応じて対応が可能だ。
我が家の愛猫「こむぎ」は、まだ子猫でけっこうやんちゃ盛り。
猫を飼うとやはり爪とぎの心配があるので、ソファに対してそういった部分の不安はあったが、このALBEROはかなり生地がしっかりしている。
毎日ねこじゃらしでこむぎと遊ぶのだが、引っかいたり爪が当たったりしても今の所目立った毛羽立ちが無い。触ってもほつれている部分が無く、なんなら研いでる時もあるが、今の所は生地表面にダメージは無い。
だいぶアグレッシブに躍動しているが、生地が丈夫なので安心している。猫を飼っている方で良いソファを探している方には、ALBEROは本当におすすめできるソファだと感じている。
簡易的に横になる事ができる
このALBERO、背のクッションを外すとこんな感じでかなり広く感じる。その為、2シーターだと軽く横になれるのだ。尚且つ今回はオットマンも購入したので、完全に足を延ばしたりすることも可能。
座面が固めなので安眠できる程ではないが、仮眠程度は出来る感じだと思う。家で過ごす時間が長くなった現代、こういったくつろげる空間にゆとりが持てる部分は嬉しい。
「unico」ALBEROソファを購入して今一つだった点
本体背面部に角がある
本体の背もたれ部分の端角に目をやると、剥き出しになっている部分がある。正直ここは万が一転倒してぶつけたりしたら痛いだろう…とヒヤヒヤしている。
ソファの背クッションがある為、正面からは見えないが、小さな子供がいる家などはぶつかってしまう危険性も有ると感じた。今の所当たったりぶつけたりはしていないが、この角はもしかしたら…と気になる部分ではあった。
アームレス仕様が物足りない
良かった部分で紹介したアームレス仕様だが、個人的に長くひじ掛け有りのソファを使ってきた為、座っていると物足りなさを感じたりする事もあった。
こればかりは体勢的な話で言うと肘が掛けられた方が安定感はあると感じたし、体感的にやや寂しくスースーする気分。
ここばかりはデザインとのトレードオフで、ひじ掛けが無い分自由に使えるという面もある為、無い物ねだりにはなってくる。その為、ひじ掛けが欲しいという方には少しばかり物足りないと思った。
到着が遅く送料が高い
最後にリアルで夢の無い部分を書いてしまうが、購入面に関してだ。
ALBEROで展開している2色の基本色は、すぐに注文できる。(商品在庫があれば)
しかし今回購入したその他の18色からなるオーダー色は、生地が出来上がるまで半年くらい待たなければならない。当然他の家具店も同様にオーダーに時間は掛かるが、半年は正直長かった。直近で欲しい場合は好みの色を待たなければいけないので、そういった部分が少し今一つだった。
加えて送料の面。
僕がよく使っている無印良品は、大型の家具を購入しても1品3500円程度だが、unicoは僕の居住エリアまでの配送で7000円だった。
結構送料が高いという感じは正直受けた。会計前にスタッフの方へ再確認するぐらい地味な金額だ。
オットマンは2,860円だった為、合わせて1万円程度が送料としてかかった。
原材料の高騰や様々な事情はあるだろうが、ここは予算にも関わってくるので事前にしっかり確認した方が良い部分だと感じた。送料無料のフェアなどもチェックして、上手く購入するのがおすすめだ。
「unico」ALBEROソファを暮らしに取り入れて
という事でunicoのALBEROを半年間使用し、感じた部分を紹介してきた。
色々紹介してきたが、個人的にはすごく満足している。IDEEのAOはデザインこそ優れているが、実際に暮らしへ取り入れた際、実用的な部分に不満を感じるかもしれない。長く使い、家で過ごす時間が増えるのであれば「使い倒す」という事が重要だと思う。
このALBEROソファがリビングの景色にあり、くつろげる時間が僕だ好きだ。長く使えそうなベーシックな北欧デザインや、しっかりした作りが安心できるので、良い買い物をしたなと思っている。
ぜひunicoのソファや、他のソファと比較して迷っている方の参考になれば嬉しい。
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