家にいる時間が長い今の時代。
料理で心も体も、温かくなれるような日々を送りたい。
そんな料理の時間を便利で楽しくしてくれる、我が家で使用しているキッチンツール8つを紹介してみる。
男性の僕が紹介するので、一人暮らしの方や男性の方にも是非おすすめしたい。
「無印良品」シリコーン調理スプーン
わずか100gの軽さで、250℃の高温まで耐えられるこのスプーン。
中心部にステンレスが入っており、外側がシリコンで覆われている。
この絶妙な固さと柔らかさが、調理にとても役立つ。
シリコーン素材がちょうど良いしなり具合なので、鍋やフライパンの形に丁度よくフィットしてくれる。
料理の取りこぼしが無く、とても便利だ。
このスプーンと言えば、3通りの使い方。
炒める。
すくう。
盛り付ける。
この3通り使い方ができるので、もはやこれだけあれば調理がグッと楽になる。
一人暮らしで調理が慣れていなかったり、キッチンツールが満足に揃えられない場合も、このスプーン1本あれば事足りる。
この便利さで590円という価格は、驚きだ。
僕の家ではもう3年半使用しているが、シリコーンの劣化なども見られない。
これからも長く使っていきたい製品だ。
「無印良品」シリコーンスパチュラ
こちらも無印良品の同シリーズ。やはりシリコーン素材なので、洗いやすく、水切れが良い。
手入れが非常に楽に完結し、時短にも繋がる。
こちらは妻がケーキを作る際などに使用していたり、軽い炒め物の際によく利用している。
重量も60gなので、先ほどの調理スプーンのほぼ半分の重さ。かなり扱いやすい。
角がほぼ四角くできているので、フライパンのへりにも良くあたり、残さずしっかりすくってくれる。
こういった保存容器の四角さにも、しっかり沿って対応してくれる。
手間を無くして、キッチンでの調理が本当に楽しくなる。
490円というワンコイン価格も、本当に嬉しい。
先ほどの調理スプーンとペアで揃えても便利でかわいいので、1,000円出して揃えてしまうのも良いと思う。
「無印良品」柄の長い計量スプーン
無印良品の計量スプーン。
ステンレス製で作りに安っぽさが無く、しっかりとしている。
こういった感じで柄の部分が長くなっているので、容器の底まですくえて調味料を無駄なく使える。
もちろん調味料容器以外にも、使い道はある。
鍋のこびりつきを取るのに使用する、重曹の量を計る際や
こういった感じでマドラー感覚でも使用している。
夏はステンレスのマグで炭酸を飲むと、実に気持ちよい。
そんな時間を作ってくれるのも、このスプーンだ。
このステンレスマグは、以前紹介した「スタンレーのスタッキング真空パイント」
保温保冷効果が抜群で、季節を問わず便利に使えるのでおすすめだ。
そしてこの中心線。
これは1/2の量が計りやすいように、目印となっている。
こういった小さな工夫が、実に無印良品らしい。
柄の長さはそれぞれ、大は19.5cm。小は18cmとなっていて、ペアで並んでいてもこういった感じでかわいさが出る。
ステンレス自体もややマットな質感なので、キッチンに自然に馴染んでくれ、とても使いやすい。
価格も大が290円、小が190円なので、すぐに2つ揃えられる。
こういった小物は100円ショップの物で安易に揃えがちだが、無印良品の製品はそんな小物にさえも、ちいさな感じ良さを与えてくれる。
「無印良品」ダイヤル式キッチンタイマー
こちらは無印良品のヒット商品であるキッチンタイマー。
様々な物と調和するような丸いデザインが、美しくもかわいさを残す。
円の外側がダイヤル式になっていて、直感的に操作が可能なので気持ちよい。
ダイヤルで時間を設定し、上部ボタンでスタート・ストップ、下部ボタンでリセットだ。
僕はキッチン以外にも様々な使い方ができると思って活用している。
洗濯機が回り終わる際の音は、別室なのでなかなか聞こえないことが多い。
その為、このタイマーを自身の近くに置き、すぐに気付けるようにしている。
又は自宅でのPC作業における1時間の目安など、作業にメリハリをつける際にも使っている。
小さくどこでも持ち運びしやすく、どんな場所にも馴染んでくれるので、キッチン以外にも万能的に使える嬉しいアイテムだ。
価格は1,490円。料理好きな方であれば、ぜひ手にしたいアイテムだ。
「無印良品」鉄フライパン
我が家では、無印良品の鉄フライパンを使用している。
一般のフッ素加工のフライパンは油をはじくが、鉄フライパンは油が表面に馴染むので、食材が油でベタつきにくい部分が良い。
そして高温での調理が可能なので、肉がとても美味しく焼ける。
表面がカリっとしていて、肉汁は中に閉じ込められたまま口に運ばれる感じだ。
手入れが難しいイメージが付きまとうが、調理後はすぐにお湯で洗えば大丈夫。
初めのうちは油ならしをしっかり行い、フライパンの表面を油でコーティングしていく作業をしてあげよう。
使用後は水気を拭き取り、湿気の少ない場所で管理する。
すぐ洗うのが面倒という考えで鉄フライパンを避ける方も多いと思う。
しかしフライパンが熱いうちにお湯で洗えば汚れがすぐ取れ、食事後の大物洗い物が一つ無くなるというプラスな面もある。
というか僕はそう考えている。
以前はこういったフライパンを使用していた。安価で手に入れやすいのだが、やはり1年前後でこびりつきなどの劣化が目立って使いにくくなる。
鉄フライパンであれば、安価なフライパンを1年毎に使いまわして捨てるより、良い物を長く使って「育てる」感覚を得られる。
そんな生活が4,900円で手に入るなら、僕はこちらを選択する。
日々生活に馴染んでいく鉄の良さを感じると、料理が毎回楽しくなる。
ずっと長く使える部分が、本当に良い物を手にした感覚を手にできるので、おすすめだ。
「IKEA」 365+保存容器 ふた付
IKEAで見つけた保存容器。これが実に使える。
これまで保存容器と言えば、無印良品の便利なホーロー容器を使用してきた。
とても汎用性があり便利で、日々の生活にとても助かっていた。
対して最近見つけたIKEAの保存容器。
こちらはガラス製で、オーブンでも電子レンジでも使用可。
蓋は木製とプラスチックの2種から選べる。
多少重いと感じるが、ガラスなので手入れが本当にしやすく、長く使える安心感がある。
我が家ではドリアやグラタンを焼いたり、夕食を次の日まで保存したりと、こちらも使い勝手は抜群。
そして驚きなのは、1Lで499円という価格。さすが北欧の暮らしを支えるIKEAだ。
一度試しに購入してみて、すぐに気に入った。
再びIKEAに行った際に、さらに深さがあるタイプを購入してみた。こちらは1.8Lで599円。
もちろんスタッキングもできるので、どんどん揃えたくなる値段だ。
作り置きがブームを超えて生活様式の一つとして定着している現代。
こういった安価ながら便利でしっかりした製品を、一つでも生活に手に入れてみたい。
「FISKARS」キッチンバサミ
こちらは家族が北欧のお土産に買ってきてくれたキッチンバサミ。
フィンランドのFISKARSというメーカー。
お皿やグラスで有名なARABIA(アラビア)やiittala(イッタラ)と同じグループ。(子会社化されているそうだ)
イッタラやアラビアも、とてもシンプルで使いやすいく生活に馴染んでくれるプロダクトなので、また別の機会で紹介したい。
肝心の使い心地は、握りの部分がとても使いやすく力が入りやすく、切れ味も抜群。
中心部分はボトルオープナーになっているので、女性でも簡単にボトルを開けられる。
こういった部分が便利だ。
機能性はありながら、北欧のプロダクトイメージを崩していない部分が嬉しい。
様々なデザインがあるFISKARSのハサミだが、シンプルなモノトーンデザインなので、他のキッチンツールともうまく馴染んでくれる。
価格は2,700円と、キッチンバサミの中ではやや高価な気はする。
しかし長く使っていけそうでしっかりした作りなので、おすすめだ。
「VICTORINOX」 オールラウンダーカッティングボード
VICTORINOXという、スイスブランドのカッティングボード。
我が家では大目に料理をする際は、IKEAのまな板を使用している。
しかし野菜を2、3個だけ小さく切りたい。そんな時に丁度良い大きさが、このカッティングボードだ。
絶妙な大きさが、非常にとりまわしやすく気に入っている。
天然木の繊維を合成して作られているので包丁のあたりも柔らかく、インテリアにも馴染む質感のキッチンツールだ。
表面が無空気孔性で水分等の浸透がない為、雑菌等も進入も防ぎ清潔に使える。
フックホールがついている部分も、小さいが便利なポイントだ。
そして周りは溝で囲まれているので、調理中にまな板まわりに水分が広がる心配もなく、快適に使用できる。
フラットなまな板でありがちな、調理スペースの水広がりが無い。
切った物が、ある程度引っ掛かってくれる部分も嬉しい。
食洗器も使用でき、表面の耐熱温度は176℃。
焼いた直後の肉を、ボードの上でカットしても大丈夫だ。
僕が使用しているMサイズは4,180円。Lサイズもあるので、好みによって選べる。
二つ目の小さなまな板はプラスチック製の物を選んでしまいがちだが、こういった木の温かみがある少し良い物を使うと、料理がグッと楽しくなる。
僕の家では少しでも料理を楽しむために、こういった便利なキッチンツールを使用している。
少しでも家での時間を心地よいものにする為に、自分の機嫌を取れるようなアイテムを、これからも探していきたい。
コメント