コロナウイルスの影響により、自宅で仕事をする機会が増えた。
作業中に水やお茶を飲むので、自分に合ったグラスやマグカップが欲しい。
サイズが大きめで保温保冷効果が高いマグを探していた所、そんな希望に完ぺきにマッチしたアイテムを見つけた。
長時間の保温保冷で結露無し、容量も470mlと丁度良いマグ。
それがこの
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スタンレーのスタッキング真空パイント
保温保冷ができるマグをずっと探していたが、なかなか満足するものに出会えなかった。
結露したり温度が保てなかったり、デザインが好みではなかったり…
このスタンレーのマグは表面にブランドの新ロゴがデザインされている。
今まではサーモスの様にローマ字表記のみだったが、熊のアイコニックなデザインが施されたものに変わった。
アウトドアが一部の人の趣味だけでなく、ファッションやライフスタイルに広がっているここ数年の動きに合わせ、より多くの人が親しみやすくなったと思う。
ステンレスで構成された本体。
新しくなったスタンレーのロゴが、丁度良い大きさでシンプルにデザインされている。
中ももちろんステンレスだ。
本体上部にかけて円が大きくなる構造になっており、飲み口の厚みがちょうどよい。
直接温度が口に伝わらないよう、特殊加工が施されている。
ステンレスマグでありがちな、飲み口の縁が薄い事で金属感が増すということはなく、口当たりが優しくとても飲みやすい。
機能も大事だが、毎日使うモノであれば使いやすいデザインは外せない。
その点このスタンレーのマグは家呑みやデイリーマグとして、加えてアウトドアでも絶妙な大きさとデザインをしている印象を受ける。
スタイルを問わないので、長く使っていけそうだ。
スタンレーのスタッキング真空パイントを使ってみた
実際に飲んでみる
この日の天気は曇り、気温26度。
そこまで暑くはないが、梅雨時期特有の湿っぽい暑さに飲料は欠かせない。
PC作業中の飲み物として、氷と炭酸水を入れて飲んでみた。
氷を7~8個入れる。キンキンにしよう。
炭酸水を注いだ時の音が良い。通常のガラスコップなどであれば「カラカラ」という音がするが、このステンレス製のマグは「コロコロ」という少し低めな音。
氷を入れたマグの様子。この状態で飲みながらPC作業をしてみる。
やはり飲み物が常に隣にある状態というのは、作業効率に影響してくる。
通常のグラスであれば2~300mlの容量が多いが、このスタンレーのマグは470ml。
飲み物が無くなり都度キッチンに行くという手間が少なくなるのは助かるし、ノンストレスな作業だった。
飲み始めて1時間経過した状態。氷はほとんど溶けていない。
炭酸水を入れた時の冷たさを、そのままキープしている。まだ冷たいっ!と感じる様な温度だ。
飲み始めて2時間経過した状態。
味を変える為にジンジャーシロップを少し入れて、作業の気分を変えてみた。
さすがに氷は溶け始めてきているが、冷たさはそこまで落ちていない。
喉を通る際に、まだまだ冷水を飲んでいるという感覚が伝わってくる温度。
こんなに冷たくても、加工された飲み口は直接的な冷たさが無いのが嬉しい。
飲み始めて3時間経過した状態。
氷はほぼ溶けたが、まだ僅かに残っているのだ。
つまり中身はその程度の温度を保っているという事。
密閉された容器でないにもかかわらず、しっかりと保冷され続けているのは凄い。
3時間半ほど作業をしてみたが、最後まで水がぬるくなることは無かった。
改めてサーモスのマグが持つ保冷効果に驚かされた。
このマグがあれば、余計な作業が少なくなるストレスフリーな環境を作ることができた。
こちらは今まで使っていた銅製のグラス。
確かに冷たさはある程度キープ出来て見た目も美味しそうに見えるのだが、なにせ結露がすごい。
作業中も読書中も映画鑑賞でも、結露が気になってなんとなく集中できない。
長い時間使用する環境であれば、スタンレーのマグの方が気持ちよく使用できる事が今回わかった。
保冷効果を観察してみる
同様に他のコップとも比較をしてみた。
左から、今回紹介しているスタンレーのステンレスマグ、妻が使用しているキッピスのステンレスマグ、銅製グラス、ガラス製コップ。
ちなみにこの日は晴天、気温は29℃。
それぞれに5つほど氷を入れ、同じ水量になるように冷蔵庫のミネラルウォーターを注いだ。
1時間後の様子を確認してみる。
右二つの銅とガラスは氷が溶け切っていて、結露もすごい。
左二つのマグは、氷が一回り小さくなった印象。
特に銅グラスはある程度保冷されていたものの、結露量が多く置いていた部分が水たまりになっていた。これは不便だ。
氷が溶けたため、この2つのグラスは観察から外した。
一方ステンレス製のマグは結露無し。
キッピスのマグも真空断熱層がある仕様なので、保温保冷効果は高いようだ。
2時間後の様子。
両方のマグでそこまで違いはないが、若干スタンレーの方が氷の粒に大きさを感じる。キッピスもよく冷えている。
30℃の室内で2時間近く氷が溶けない温度が保てるという事は、とてもありがたい。
抜群の保冷効果。やはりスタンレーのマグは、夏にかかせないアイテムになりそうだ。
保温効果を観察してみる
一方の保温効果。
こちらは氷と違い観察できないので主観の感想にはなってしまうが、保冷と同様の方法で試してみた。
スタンレー、キッピス、陶器マグでそれぞれ1時間ずつ、温度の感じを調べてみた。
沸騰する温度まで熱したお湯と、紅茶のティーバッグを入れてみる。
1時間経過して、飲んでみた。
陶器のマグはかなり冷めていて、人肌くらいの温度になっていた。あたたかい、ではなく「ぬるい」だ。
一方のステンレス勢は、「あたたかい」と感じた。冬場に自動販売機で缶コーヒーを飲んだ時の様な、ほっとした温かさだ。
1時間ではまだ、嬉しいあたたかさだった。
2時間経過した状態でも、飲んでみた。
陶器マグはもう冷たい。常温の水より気持ち温かいくらいの温度。
2時間経つと、ステンレス勢も正直温かいとは言えなかった。
まだ少し温かさが「残っている」程度だったので、温かさを求めて飲もうとすると少し残念な温度。
確かに保温効果はあるが、保冷よりは期待にこたえてくれなかった。
しかしカフェなどで1時間もすればコーヒーやお茶は冷えるので、そう考えればこの容量で2時間程度飲めるレベルの温度を保ってくれる結果は、まずまずと言えると思う。
ちなみに熱湯を入れても、もちろん外側は問題なく持てる。
直接的な熱さは、外側には伝わらない構造だ。
スタンレーのスタッキング真空パイント 残念だった所
油分や指紋が付きやすい
実際使用してみて、スタンレーのマグは指紋がつきやすかった。
PC作業前にハンドクリームを塗るので、そのせいもあるかもしれないが、少しばかり油分が目立つ。
写真の様にうっすらと親指が触れていた部分がまだらになっている。一方奥のキッピスマグは指紋が目立たかなかった。
使用しているステンレスの素材にもよるのだろうけど、製品特性上油分が付着しやすいようだ。
もちろん洗えばきれいに落ちるのだけど、使用中にあまりにも汚れる場合は気分が良くない人もいるかもしれない。
個人的にはそこまで気にならないが、こういった面もあった
素材やデザインが好みを選ぶ
これは完全に好みの問題だけど、見た目の話。
アウトドアで使用できる機能面を持ったアイテムだからか、やっぱり見る人によっては作業場や屋外で使用する様な外観印象を感じる人もいるかもしれない。
例えばサーモスで保温保冷機能がついているマグは、見た目も落ち着いていて感じ良い。
色も淡い白なので、部屋の感じによってはより生活に馴染むことが予想できる。
今回使用した右二つのグラスは、やっぱり見た目が良い。
デザインだけの話で言えば、もしかしたらグラスを選ぶかもしれない。
僕はアウトドアプロダクトが好きなので全く問題なく使用できているが、この部分は人によりけりだと思う。やっぱり見た目が好きなモノの方が愛着が湧くし、長く使いたくなるもの。
ステンレス感は実際モノを見ずとも写真である程度想定できる部分なので、この感じが嫌な人は選ばない方が無難だ。
また、今回紹介しているのシルバーだが、他の配色もあるのでぜひチェックしてほしい。
いかがだっただろうか。
「スタンレーのスタッキング真空パイント」は機能面で申し分なく、季節を問わず活躍してくれること間違いなしだ。
ペアにしたり、家族分持ってアウトドアや部屋で使うのも良さそう。
自宅の時間や作業が増える今の時代、一人一つ持って快適な時間を過ごすのもいいかもしれない。
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